村下孝蔵の世界
村下孝蔵の世界
村下孝蔵との出会い
「村下孝蔵の世界」」運営者; さのちから
私は、村下孝蔵さんより2歳年下です。
1960年代、グループサウンズに興味をもちギターを始めました。
1970年代、大学生の時にはフォークソングのデュオを結成し、コピー曲をはじめオリジナル曲を作って活動していました。
1980年代、仕事が自分に合っていなかったのか、ストレスのせいかすっかり音楽から遠ざかっていました。
そんな時、有線放送から聞こえてきた甘く切ないメロディー 「この曲いいなあ....誰だろう?」 何故かとても懐かしい気持ちなりました。後に村下さんの「初恋」であることが分かり、アルバムを購入してむさぼるように聴き込みました。当時はまだ、カセットテープのアルバムでした....
いつしかまた、ギターを弾き始めていました。
村下さんの楽曲には随分癒して頂いた気がします。残念ながら、46歳という若さで天国へ旅たってしまいましたが、村下さんの素晴らしい楽曲をできるだけ多くの人々に知って頂きたくこのサイトを立ち上げました。
好きな曲について
村下さんの楽曲はどれも素晴らしいのですが、「初恋」「踊り子」「ゆうこ」は大ヒットしましたから、みなさんご存知でしょう。
これらは私のギター弾き語りのレパートリーになっています。また、飲みに出かけ酔って興がのると、これらの曲をカラオケで歌ってしまいます。
他に、アルバム 汽笛がきこえる街の「松山行きフェリー」やアルバム 夢の跡の「夢の跡」、アルバム 花ざかりの「大安吉日」が好きです。
「松山行きフェリー」「夢の跡」 は、村下さんの実際の失恋体験が元になっているようです。
当時村下さんは、広島でピアノの調律の仕事をしていて、フェリーに乗って松山にいる女性に会い行き、別れることになってしまった最後の日のことがモチーフになっているようです。「夢の跡」は、その日訪れた松山城でできたようです。
今までの恋愛模様を振りかえりながら、取り残された自分自身を見つめていたのでしょうか。哀愁をおびて何とも言えないせつなさを感じます。
コンサート
オープニング曲の「春雨」のギターのイントロが聞こえると同時に、幕が上がるという演出でした。驚いたことに村下さんとたしか石川鷹彦さんの二人りで、アコーステックギター2本で全曲を演奏されました。
正直なところ、こんなにギターが上手いとは思っていませんでした。村下さんのギターテクニックは凄いです。
曲の合間に、ベンチャーズの曲をアコギで弾いた時には、凄すぎて唖然としました。
アルバム初恋 の「おいでよ」などの間奏やエンディングのアドリブ風の結構長いギターソロは、村下さんが演奏していると思っています。