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就職と失恋

就職できないまま敗北感にさいなまれながら、田舎に帰りました。オイルショックによる不景気は、田舎の方がもっと深刻でした。ハローワークに毎日通いましたが、望むような仕事はありませんでした。ある日、新聞に大型家具店オープンに伴う社員募集の広告が載りました。応募すると、運良く採用されました。

仕事は、仕入れ業務でした。家具の在庫を管理しながら、在庫のないものをメーカーに注文するというようなことです。日曜や祭日は、店が忙しくなるので販売もしました。ただ、元々インテリアに興味があるわけではないので、なかなか仕事がはかどりません。むしろ苦痛でした。

そんな折、同期入社した女性と付き合うようになりました。休日はウィークデーでしたが、映画を観る時や観光地は空いていて快適でした。子供みたいなデートを重ねていて、深い付き合いにはなりませんでした。それは、後から分かったのですが、学生時代から付き合っていた男性とも続いていたからです。

私は、自分に自信がなく結婚のことなど考えられませんでした。彼女は、私の弱さを本能的に感じ取っていたのでしょう。学生時代の彼のプロポーズを受けてしまいました。彼女に送別会の席で、「ごめんね...」と言われとても悲しい気持ちになったのを今でも覚えています。

私は、完全にやるきを失っていました。ある意味キレていました。後先考えず会社を辞めました。在職期間2年足らず。生きるのが下手なのですね....

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